独学に必要な教材

行政書士試験に独学で挑戦する場合、年間の学習計画の作成とともに、日々の学習で使用する教材選びついても、すべて自分でしなければなりません。

行政書士試験の対策本にはさまざまなものがあり、特に初学者の場合には、その中からどれを選べば良いのか迷ってしまうところだと思いますが、独学するうえで最低限必要な教材は「基本書」「過去問」「六法」の3つと心得てください。

●基本書

基本書というのは、いわゆるテキストのことですが、行政書士試験の教材選びでもっとも悩むのが、この基本書選びだと思います。
そんな基本書選びのポイントは、とにかく読みやすい・わかりやすいものを選ぶことです。講師の力を借りることのできない独学においては、基本書だけが頼りとなりますので、図表やイラストが多くて説明がわかりやすく、最後まで読み通せるものを選ぶようにしてください。

●過去問

過去問選びのポイントは2つあります。
1つめは、過去5年分以上の問題を収録した過去問を選ぶことです。過去の論点が繰り返し出題されることの多い行政書士試験において、過去問というのは最良の予想問題集でもあります。そのため、最低でも過去5年間の試験で出題された問題については、しっかりと押さえておく必要があります。
ポイントの2つめは、試験問題がそのまま掲載されたものではなく、学習項目ごとに整理・編集された過去問を選ぶことです。そうすることで、単元ごとに、インプット学習とアウトプット学習を並行して行うことができます。

●六法

六法については、要・不要で意見が分かれるところですが、個人的には、あった方が良いと思っています。なぜなら、行政書士試験においては、条文そのままの正誤を問う問題が出題されることがあるからです。
とは言っても、すべての条文を丸暗記する必要はありません。覚えるのは重要条文だけで、あとは基本書に書かれている内容を補完するような形で、参考書として使用してください。あくまでも「参考書」なので、司法試験の受験勉強で使うような本格的な六法ではなく、行政書士試験用に編まれた六法を選ぶと良いと思います。

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