合格のためのスケジュール例

試験範囲が広い行政書士試験の学習を試験本番までにきちんと終えるためには、ただがむしゃらに勉強すれば良いというわけではなく、事前にしっかりと学習スケジュールを立てたうえで、それに沿って日々計画的に学習を進めていく必要があります。

とりわけ初学者が行政書士試験にチャレンジするにあたっては、受験勉強に1年もの期間を費やすのが一般的とされていますが、1年間を大きく3つの時期に分けて考えると、学習スケジュールもだいぶ立てやすくなるかと思います。

●学習スケジュール第1期:~GW頃まで

独学ならば、購入した市販の基本書を、通学・通信ならば、各講座のテキストをとにかく読み込む時期です。最低でも3回は繰り返し通読したいものです。
まずは、内容が理解できなくてもかまわないので、最初から最後まで読み通す。これにより、行政書士試験の出題範囲の全体像を掴むことができます。
一度通読し終えたなら、次に過去問に目を通してください。無理に解く必要はありません。どんな問題が出題されているのかを知ることが目的です。
そうすることで、分厚いテキストの中のどこが頻出箇所なのかが自然とわかるようになり、2回目、3回目のテキスト通読が非常に効率的になります。

●学習スケジュール第2期:GW頃~9月頃まで

過去問を中心に、問題演習を反復する時期です。問題を解き、間違ったところはテキストに立ち戻って復習するということを繰り返してください。
この段階では、問題が解けるか解けないか自体はそれほど重要ではありません。むしろ、解けない箇所(弱点)を明らかにすることの方が大事になってきます。なので、頻繁に間違える問題には、後で見返したときにすぐにわかるように、チェックを入れておくと良いでしょう。

●学習スケジュール第3期:9月頃~試験本番(11月)まで

これまでの学習の総復習の時期で、ここですべきことは2つです。
1つは、第2期で明らかになった弱点を克服すること。問題集を見返して、チェックを入れておいた箇所をおさらいしてください。
もう1つは、暗記すること。これまで何となくうろ覚えで済ませてきた箇所を、この時期にしっかりと覚えてしまいましょう。暗記は、一通りの理解を終えたこの時期に行うのが肝心で、くれぐれも「暗記→理解」の順になってしまわないように気をつけてください。

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