科目別勉強法②

このページでは、行政書士試験の法令科目全10科目のうち、「行政法の一般的な法理論」「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」「国家賠償法」「地方自治法」の勉強法についてまとめてみました。

●行政法の一般的な法理論の勉強法

行政法の一般的な法理論は、その名前からもわかる通り、その後に続く5つの行政法科目の総論的な位置づけにあります。そのため、具体的な条文ではなく、抽象的な法概念を中心に学ぶことになります。
抽象的であるが故の学びづらさはありますが、ここを曖昧なままやり過ごしてしまうと、その後の行政法科目の理解もあやしくなってきますので、しっかりと基礎を固めるようにしてください。

●行政手続法の勉強法

行政手続法の勉強法としてはやはり、手続きの流れを理解することが重要になってきます。
行政手続法が定める手続きとは、①申請に対する処分、②不利益処分、③行政指導、④届出、⑤意見公募手続等の5つですので、この5つの手続きの内容に関しては完璧にマスターしておく必要があります。

●行政不服審査法の勉強法

行政不服審査法の勉強法としては、「比較」がとても有効です。
「処分」と「不作為」の定義、「不服申立て」の種類、「審査請求」と「異議申立て」の違い。似た内容や紛らわしい表現が多いため混同しがちなところですが、たとえば対照表を作るなど、それぞれを比較しながら学習することで、知識の整理と理解の促進が期待できます。

●行政事件訴訟法の勉強法

行政事件訴訟法の勉強法においても、「比較」は有効な手段となります。
科目の中での比較ももちろんなのですが、行政事件訴訟法は行政不服審査法との絡みで出題されることも多いので、科目横断型の比較学習もおすすめです。

●国家賠償法の勉強法

国家賠償法は条文数の少ない法律なので、判例の集積によって法解釈がされることが多くなっています。そのため、判例の正確な知識を養う必要があります。

●地方自治法の勉強法

地方自治法は、行政法科目の中で、条文数がもっとも多くなっています。そのため学習範囲も広いので、テキストと過去問を往復する、地道な勉強法が求められます。

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